2008/4/19 土曜日

「続きはウェブで」って最近どうよ?

Filed under: webトレンド — admin @ 11:38:18

ライフカードのオダギリジョーから始まったこのブームではあるが、最近どうでしょう。そう、ものすごく乱発されていますね。
穿った見方をすると、「30秒では商品の魅力を伝えられませんので、他媒体よろしくね。」というテレビCM制作側の怠惰にしか思えないときがあります。
もしくは、AISASモデルを勘違いして、「テレビCMってSearchに繋げるのはミッションだよね。じゃあ最後は検索窓で。」みたいな安直なマーケッターが氾濫してるのでしょうか。
そもそも、Attention(認知)やInterest(興味)が合って初めてSearchに繋がるのに、それがすっかり抜け落ちているように思えます。
やはり、テレビCMはAttention(認知)メディアなので、そこをしっかりやってもらわないと。消費者も馬鹿じゃないんで、興味を持ったらわざわざ言われなくても検索しますって。

面白いことに、最近では「続きはウェブ」アンチテーゼとも言えるCMも登場しています。

・ひらかたパーク
「続きはWEBにないです(検索ボタンならぬ来園ボタン)」
テレビCMで魅力は十分伝わったでしょ。わざわざWebで検索とか比較検討しなくていいから、すぐアクションを!という制作者の自信さえ伝わってくるのかも。

2008/4/16 水曜日

静的ページと動的ページ、どっちが良い?(その2)

Filed under: 情報アーキテクチャ — admin @ 11:21:59

さて、前回に引き続き、
サイト構築する際の体制や立ち上げコスト、運用コストについて
動的、静的のメリット、デメリットを見ていきたいと思います。

【構築の体制】

動的:
プログラマ、すくなくとも多少なりプログラムの知識あるリソースが必須。
静的:
html書ける人であれば一応制作可能。

あくまで平たくいうと、です。当然リソースが異なれば、構築コストにも影響があります。

【立ち上げコストや運用コスト】
これは構築の規模によって反比例の関係にあるかと思います。

動的:
プログラマやサーバの設定やらで立ち上げコストや運用コストは高いが、ECサイトでテンプレート数千ページ横展開するような
大規模案件になると逆転する可能性も。

静的:
高立ち上げコストや運用コストは安いが、上記のような案件をマニュアル対応すれば当然高くつく。

大規模案件の場合、静的なhtmlをデプロイするようなCMSが一番のソリューションになる場合が多いかと思います。
このケースは定義的にいうと静的ページとなります。
少なくとも、十数ページの会社サイトを理由もなく無理やり動的構築や、静的でもCMS投入となればコスト高になることは間違いないでしょう。

結局のところ、いきなりの静的・動的のどちらか議論は不毛で、
ユーザーニーズとビジネスニーズ(運用ニーズ)がまずありきで、その上で考慮すべき副次的な事柄と言えるでしょう。
(当然その際には動的・静的のメリットデメリットを認識した上で考慮することは必要かと思いますが。)

2008/4/15 火曜日

静的ページと動的ページ、どっちが良い?(その1)

Filed under: 情報アーキテクチャ — admin @ 20:26:41

最近プロジェクトで、やたら「動的、動的※~」と言ってくるおじさんがいたので、動的、静的の定義や効果(費用対効果含め)をあらためて考えてみました。
(※彼が何をもって動的と言っているのかは今だ謎ですが。。)

まずは簡単に定義から。

【定義】
動的:ダイナミックページ。アクセス毎にプログラムを介在して作られるページ。
静的:スタティックページ。あらかじめ完成している状態でサーバーに存在するページ。

といったことででしょうか。
こうやって改めて見るとそうだよねって感じなのですが、人々の理解度が気になるところです。そこで周りのメンバーに動的、静的の違いってわかる?って聞いてみました。

【みんなの理解度】
動的:プログラマーやSE系の理解は当然高い。しかし普通のWebデザイナー、新人のディレクタ、一般的なマーケターなど理解しきれていない。
静的:基本的にはみんな理解している。

業界の人間なら当たり前に理解してるって内容では無いっぽいですね。
静的と動的の議論になると話が微妙に噛み合わなかったりするのはこのためですね。
たとえば、一般の人が自分のホームページ(あえてブログとはいわず)にアドセンスの広告を張っている場合はどうでしょう。アクセス毎に広告が変わるので動的ページであると考えられなくも無いが、定義的にいうと正解は静的ページですね。広告は該当箇所のJavaScriptを通して実行されるので、単なるJavaScriptによる「見かけ上の動的ページ」であり、実際は静的ページといえます。

次にWebマーケティング的な視点で。
よく言われるSEOとの相性はどうだろう。

【SEO】
動的:クロールされにくい。
静的:クロールされやすい。

マーケティング的には一般的に静的に軍配があがる。
amazonのように動的なのだけれど静的に見せ、クロールさせている素晴らしいサイトもある。参考に、amazonとHPのECサイト(共に動的)のとても参考になる比較論が以下のブログに掲載されています。
動的ページと静的ページ(1) 一般論(Web屋のネタ帳)

さて、静的、動的と検索すると、ブログの話が結構出てきます。
これは主要なブログシステムが動的と静的、両タイプあることで議論が熱くなっている傾向にあるからでしょうか。

【ブログシステム】
動的:MovableType
静的:WordPress

MovableTypeを使ったことある人は、リビルドが面倒と感じたことは一度なりともあるはずではないでしょうか。
そのためWordPressに乗り換えるリビルドをする必要がなく、すごい楽になったと感じます。
かといって、WordPressの方がベターというわけではなく。このからくりは以下のブログが詳しいです。
静的生成と動的生成、Webページをビルドするコストは誰が支払うべきなのか(talk to oneself 2)
要約すると以下の通り。

【ブログの運用側の負担】
動的:軽い。
静的:重い。リビルドが必要なため時間がかかる。

【ブログの閲覧側の負担】
動的:重い。アクセス毎にプログラムを介在してページを(一部)生成するので。
静的:軽い。

先述のブログ「talk to oneself 2」曰く、
運用側がリビルド作業から開放される代わりに、閲覧側がそのコストを負担しているという発想。
うん。的を射てますね。
次に、閲覧側の負担をサーバー側から見ると。

【サーバーの側の負担】
動的:負荷大。ダウンのリスクあり。
静的:負荷軽。

ちょっと長くなってしまうので、続きは次回。
次回は、自分の経験則から、サイト構築する際の体制や立ち上げコスト、運用コストについて
動的、静的のメリット、デメリットを見ていきたいと思います。

2008/4/11 金曜日

Snowboardブランド「Special Blend」 のブランドイメージ

Filed under: その他の思考 — admin @ 23:15:13

昔大好きだった。Snowboardブランド「Special Blend」。
久しぶりに最近のPVを発見したら、昔とずいぶんブランドイメージが変わっているのね。

以前はすごいコアなイメージだったけど、この映像はまるで、アパレル(GAP) meets テーマパーク(Disney)って感じ。

好きだったブランドが今どんな表現しているかをチェックしてみると、意外とトレンドが分かるかもしれませんね。

ユーザビリティーを楽しく伝える啓蒙ツール

Filed under: 情報アーキテクチャ — admin @ 22:37:50
引用 :Bad Usability Calendar 日本語版(could)
2005年からノルウェーにある Netlife Researchが「Bad Usability Calendar」という PDF を配布しています。ユーザビリティの観点でやってはいけない 12項目を毎年用意して広くユーザビリティの重要性を訴えているそうです。始めた年はノルウェー語しかありませんでしたが、年々翻訳が増えて今年は 13カ国語になっています。

いやいや、こういうの楽しいですね。毎年更新してるだけあって、事例もトレンドをとりいれてて今っぽい。ユーザビリティー担当者はチームメンバーに配ってあげましょう。

2008/4/8 火曜日

ネットのあちら側の意見が購買行動に影響する割合

Filed under: webトレンド — admin @ 0:00:00
引用 :リアルの友人とバーチャルのブロガー,どちらの評価をアテにする?(メディア・パブ)
カナダの調査会社Pollaraによる と,ネット上のインフルエンサーは,マーケターが期待するほど大きな影響を及ぼしていないようだ。1,100人の大人を対象にしたアンケートによると,回 答者の80%がリアルの友人や家族が薦める商品をよく購入すると答えた。一方,よく知られたブロガーが薦める商品をしばしば購入すると答えた人は23%で あった。

「ネットのあちら側の意見が購買行動に影響する割合」が期待するほど大きくなかったという論調だが、個人的にはとても大きな割合を占めていると思う。

そもそも数年前には、ソーシャルメディアという口コミが購買行動に影響する割合なんてものすごく微々たるものだったと思う。それが今では、購買動機の2割はソーシャルメディアというまったく新しいインプット情報に影響されるようになったんだなあと改めて実感。

2008/4/4 金曜日

乱立する「消費者行動モデル」。どれが使いやすい?

Filed under: 情報アーキテクチャ — admin @ 19:50:44

僕の仕事は、大雑把に言うとウェブサイトに訪問するユーザーに良い体験を与える術を考えること。そのため、その際にクライアントに「消費者行動モデル」を用いて説明することが多い。

現在は、ネットによってユーザー行動が大きく変わっている時代。それに呼応するように「消費者行動モデル」乱立時代。いつもどんな行動モデルで説明すればいいかいつも悩みます。
※特に単体のサイトリニューアルのような、サイト内で閉じた経験の向上というプロセスで。

なので、乱立する「消費者行動モデル」どれが使いやすいのかと、ちょっと立ち止まって考えてみました。

老兵「AIDMA(アイドマ)」
もっとも一般的な消費者行動モデルで「AIDMA」がありますが、ネット時代のプロセスとしてはいまいち。正直ちょっと役不足です。

棟梁「AISAS(アイサス)」
この乱立時代にもっとも天下取りに近いポジションに、電通の登録商標!でもある「AISAS」があります。
とても洗練されたモデルだとは思いますが、外部要因(最初のSが検索エンジンとすればAIはリアル?最後のSはCGM?)も含めたモデルであるので、
よくある仕事としては、サイト内で閉じた経験にあえてフォーカスする提案が多く(それもどーかと思うが)、やはりちょっと使いにくい面もある。

次鋒「AISCEAS(アイシーズ)」
そこでAISCEAS(アイシーズ)。が、しかし、Actionの前にComparison(比較)とExamination(検討)が入った、AISASのながったるいバージョンなので、
同じ理由で今回は却下。

伏兵「AIDEES(アイデス)」
長くもなく、短くもなく。
Searchが無い分、Experience(購入・体験)、Enthusiasm(顧客の心酔)、Share(推奨)も
特定のサイト内で閉じた経験という狭義の解釈もできそうなので、良いかも。

なので、今回は伏兵「AIDEES(愛デス)」の勝利。
今度、機会があったら使ってみます。

2008/4/3 木曜日

Web=八百万(やおよろず)の神、業務アプリ=1神教

Filed under: 名言集 — admin @ 23:58:52

先日、昔業務アプリを扱っていたプロデューサーの同僚と話していたとき、「Webのソリューションを売るのは難しいよね。」という会話の中でふと出た言葉。
業務アプリは基本的にはその商品、もしくはいくつかの商品群の中でソリューションを提供し売る。まあバリエーションがあるとしても決められた範疇の中のカスタマイズ程度。
一方ウェブの場合、いわゆる「ホームページを作る」という行為だけでも様々な技術がある。さらに、Webを「インターネットマーケティングツール」と広義にとらえると、やれ流入(Attention)施策でSEMだ、ガジェットだとか、共有(share)施策でCGMだSNSだとか。もう八百万(やおよろず)状態。
「業務アプリが1神教なら、Webのソリューションってまるで八百万(やおよろず)の神だよね。」そりゃ売る(プロデュースする)のは難しいわ。。
かつてキリストを布教したザビエルなんかは、マリヤ像ツールひとつで売りやすかった(布教しやすかった)んだろうな。なんてたり。想像してみたり。
神仏習合のルーツがある日本では意外と他の国に比べてWebを売りやすかったり(なわけないか)。

2008/4/2 水曜日

東京インタラクティブ・アド・アワード、「UNIQLOCK」がグランプリ。「UNIQLOCK」について考える。

Filed under: webトレンド — admin @ 23:31:30

東京インタラクティブ・アド・アワード、「UNIQLOCK」がグランプリ。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/04/01/19035.html

「UNIQLOCK」を初めて知ったとき、なんとなくすげェな。と思った。これを機に改めて「UNIQLOCK」の優れた特長を整理してみる。
(1)自分のブログに貼ってみたいと思わせるクリエイティブ
(2)機能性もあり(時計という超汎用機能)
(3)海外のブロガーにもリーチする
※世界時計の設定機能と言葉に依存しないクリエイティブ
(4)それが結果UNIQLOなのね、という程度の宣伝のプッシュ

そう、特にこの(4)が絶妙な具合なのだったのかな。

アピールポイントとして
「メディア、コンテンツ、機能を融合したブランド体験の革新性。」
というコメントがある。
イノベーティブなブランド体験というのはピンとこないが、
「コンテンツ、機能を融合したイノベーティブなメディア体験。」という印象ですね。


リストページで詳細の情報量が少ない場合に有効なUI

Filed under: 情報アーキテクチャ — admin @ 20:40:49

最近、良いなと思ったUI(ユーザーインターフェース)
インデックス化されたリストページで、項目をクリックすると詳細情報が下部にスライドして出現するタイプのUI。

例:Disneyモバイルの簡易FAQ
http://disneymobile.jp/buy/new.html

例:農林漁業公庫のFAQ
http://www.afc.go.jp/faq/index.html

ui.jpg

技術的には広義のajax(stylesheetとjavascriptだけだけど)を使用しているのだけど、昔はこんな技術もなかったから、詳細情報は多かれ少なかれページを持っていて一々ページ遷移させてたと思う。
技術とユーザーのニーズがマッチしたUIの好例かと。(流行っているのかな?)

「詳細スライド型リスト」と命名!
効能まとめ:
・詳細の情報量が少ないリストページで有効
・リスト間を回遊しなくてはならない情報では更に有効
・無駄なページ遷移が無くなるため、「効率」の向上
・実装も簡単

HTML convert time: 1.188 sec. Powered by WordPress ME