データなき仮説は間違いだらけ?

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最近ウェブの世界はよりビジネス寄りの考え方が重視させるようになってきましたね。
これは「IPを通じてなんでも効果測定可能やメディア」というオンライン特有のポジショニングが確立してきたからだと思われます。
つまりROI重視。
ROIが良ければ成功、ROIが悪ければ失敗というようなシビアなものです。
この考え方はいままで多くのほかのメディアではゆるゆるでしたので、今後オンラインマーケティングが永らく発展する上で非常に重要なキーを握っていると思ってます。

一方、ウェブを含めクリエイティブの世界の制作サイドでは未だに「経験則」に依存する世界であるということも否めません。残念ながら。。
全てが「測定可能」になりつつあるウェブの世界において、根拠の無き成功体験(※ROIベースではない)に依存した提案や、プロがこう考えるのだからという理由での同意は、思考停止とも言えるのでは??

「デザインに凝ったウェブサイトほど予約率は低かった」,星野リゾート社長が講演
少し古い記事ですが、非常に含蓄の富む発言なので引用します。
「デザインに凝ったウェブサイトほど(ガイドラインの)点数が低かった。そういう施設では実際に予約率も低いことが分かった」
資料請求フォームでの有名所で言うと、昔はANAの予約フォームやあんしん生命の資料請フォームが、RIAと呼ばれる手法で注目を浴びました。最近だと、オリックスVIPカードローンが同じ路線でフォームを展開していますね。
最近EFO(エントリーフォーム最適化)とか都合の良い?名称で呼ばれるフォーム(つまりコンバーション)の改善案件で、今でもFlash的なリッチなアプローチをすること自体に非常に疑問を感じます。
何かこう。。くりえいたーのエゴのような。。このターゲット層はこういうリッチなサポートを資料請求時に求めています。。みたいな。
データの根拠付け、若しくはPDCAを廻す前提でない限りのこういった提案は今後危険極まりないかと。。

ヒューリスティック評価法の99%は間違っている? /HCD-Net通信 #15
※ちょっと釣り気味なタイトルですが、、
この記事では、ヒューリスティック評価またはエキスパートレビューと呼ばれる定性評価による仮説立ては、ユーザビリティテストという定量評価(データ)と組み合わせて評価を行うことを奨励しています。

旧来のクリエイティブに対する考え方から脱却する、
どうしたらデータオリエンティッドな提案プロセスや課題解決を創出できるか。
ウェブ制作を含めオンラインマーケティングという業界の発展はここのキーがある気がしてならない今日このごろです。

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about me

Nao Yokobori(横堀 直之)
オンラインマーケティングソリューションを提供するネットイヤーグループ株式会社にて、インフォメーションアーキテクト(IA)としてサイト戦略・設計分野に従事した後、事業会社へ転身。外資系金融機関の東京オフィス、コーポレートコミュニケーション部門にて、ウェブマスター、オンラインコーポレートコミュニケーションリードを担当。 オンラインコミュニケーション領域の激動を日々肌で感じています。